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陰嚢下垂とは、睾丸を包んでいる陰嚢が、文字通り垂れ下がってしまう状態のことです。原因には加齢などが考えられます。
放置していても健康上は問題ありませんが、日常生活に支障が出て、QOLが低下する場合は手術の適用となります。

このページでは、陰嚢下垂に関する手術の流れや費用、術後に気を付けるべきことについてご紹介します。

陰嚢下垂とは?

陰嚢下垂とは、睾丸を包んでいる陰嚢が文字通り垂れ下がってしまう状態のことです。
陰嚢下垂の原因のひとつに、加齢があります。歳を重ねるとほかの身体の組織と同じように、陰嚢皮膚にも老化が起こります。
陰嚢が劣化すると睾丸の重さを支えられなくなり、垂れ下がってしまうのです。

着を身につけずにしゃがむと、陰嚢が地面などについてしまうほど垂れ下がるケースもあります。中には、トイレや歩行など、日常生活が不便になる方もいらっしゃいます。

 

陰嚢下垂手術の対象者

陰嚢下垂は生活に支障がなければ放置していても健康上は問題ありませんが、手術によって治療が可能です。
陰嚢が床、便器に着く、股に挟まれて歩行しにくいなど、日常生活に不便を感じられている方は手術の対象となります。

なお、妊活中の方にはあまり手術をおすすめしていません。
陰嚢が下がることで精巣温度を下げる作用があるのですが、精巣の温度は体温より2、3℃低い状態でより良く機能します。

しかし手術で陰嚢が挙上してしまうと、精巣温度が高くなって機能を下げてしまう恐れがあるためです。

 

陰嚢下垂手術における当院のおすすめポイント

当院では、局所麻酔での日帰り手術を行っています。麻酔を含めて1時間半ほどで終了します。
忙しくて治療のために何日も時間は取れないという方にも、時間や体力的な負担が少なく受けていただけるのがポイントです。

手術の執刀は、東邦大学泌尿器科の永尾教授が行います。

永尾教授は、陰嚢下垂手術を日本で最初に学会報告した医師で実績豊富ですので安心してお任せいただけます。
永尾教授の経歴など詳しくは、こちらの医師紹介をご覧ください。
永尾光一について

 

陰嚢下垂の手術方法

次に陰嚢下垂の手術方法と所要時間をご紹介します。

手法

余剰陰嚢の皮膚をつまんで切除範囲をデザインし、局所麻酔(長時間作用型と短時間作用型併用)をして切除していきます。
皮膚縫合は、丈夫な吸収糸を用いて細かく結節縫合します。陰嚢の丸みを温存しながら形を整えていきます。
手術後しばらくは、陰嚢をピッタリしたパンツで持ち上げておきます。
傷が落ち着くまでは1〜3カ月ほどかかります。

所要時間

手術時間は、1時間半程度です。
手術中は好みの音楽鑑賞していただいております。

 

陰嚢下垂手術の流れ

当院での陰嚢下垂手術の流れをご紹介します。

お問い合わせ

当院は完全予約制です。ご来院の際にはまず、お問い合わせフォームよりご予約ください。

お電話でのお問い合わせもお受けしております。
TEL:03-5159-2240

完全予約制ですので、待合室に人が大勢いることもなく、安心してご来院いただけます。

ご来院、カウンセリング

予約後ご来院いただき、診察やカウンセリングを行います。
診察室は個室となっており、声漏れの心配はありません。デリケートなお悩みとなるため、特にプライバシーには配慮しております。

手術が決まった場合、診察と同じ日に術前検査をお受けいただくことも可能です。

手術のご説明

事前にご説明をしっかり行い、ご納得いただいたうえで手術を受けていただきます。費用についても合意をいただいてからの手術となるため、追加請求は発生しません。

不安な点などがある場合はお気軽にご質問ください。

手術

麻酔を含め、1時間半ほどで終わります。

術後の過ごし方についてご説明

手術後に気を付けていただきたいことなどをご説明します。
その後、すぐにご帰宅いただけます。

術後観察・アフターケア

必要に応じて術後の経過観察や、アフターケアをさせていただきます。

 

陰嚢下垂手術の費用

当院での陰嚢下垂手術の費用は、手術費用440,000円、麻酔費用22,000円です。
手術前検査(感染症検査)のために別途22,000円が必要となります。

土日祝日の手術となる場合は、プラス22,000円、夜間(17時以降)は時間外55,000円(1.5時間枠毎)が必要となります。

※金額は税込みです。

また、診察時には初診料、もしくは再診料が必要となります。

 

陰嚢下垂手術における術後の注意点

陰嚢下垂手術は、日帰り可能な手術です。
ただし、術後はいくつか注意していただきたい点があります。

陰嚢皮膚は柔らかく、精巣の重みが常にかかります。
そのため、細かく縫合しても多少の創部離開や、治りの悪い部分がどうしても出てしまいます。時間とともに改善していきますので、ご安心ください。

術後は陰嚢を持ち上げられるよう、できるだけピッタリしたパンツを着用してください。

シャワー 翌日から可能です。傷はできるだけ濡らさないようにしてください。
入浴 傷が完全に乾いてからです。それまではシャワーにしてください。
運動 2週間後からです。
飲酒 2週間後からです。
性行為 傷が完全に塞がっていれば大丈夫です。
マスターベーション 2週間後からです。
抜糸 溶ける糸を使うので、抜糸はありません。
通院 不要です。
入院 当院では入院不要の日帰り手術を行っております。


この記事の執筆医師

永尾 光一 先生

東邦大学 医学部教授(泌尿器科学講座)
東邦大学医療センター大森病院 リプロダクションセンター
東邦大学医療センター大森病院 尿路再建(泌尿器科・形成外科)センター長

昭和大学にて形成外科学を8年間専攻。その後、東邦大学で泌尿器科学を専攻し、形成外科・泌尿器科両方の診療科部長を経験する(2つの基本領域専門医を取得)。得意分野はマイクロサージャリーをはじめとする生殖医学領域の形成外科的手術。泌尿器科医の枠を超えた細やかな手術手技と丁寧な診察で、様々な悩みを抱える患者さんから高い信頼と評価を得ている。

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