「妊活を始めて1年以上たったのに、なかなか妊娠できない」と不安を感じていませんか。
不妊症の原因は、女性だけでなく男性にも同程度あるとされています。改善し妊娠を叶えるには、女性と男性がともに検査を受けることが大切です。
本記事では、女性不妊症の原因について詳しく解説します。男性不妊症の原因や検査方法も紹介するので、赤ちゃんを授かるためにぜひ役立ててください。
女性不妊症とは?
女性不妊症とは、女性側の原因によって、避妊をしていないにもかかわらず、1年間妊娠に至らないことです。
WHO(世界保健機関)の調査では、不妊原因の41%が女性側のみにあるとされています。「なかなか妊娠しない」と感じている方は、専門クリニックへの相談が望ましいでしょう。
女性不妊症の原因として、以下の6つが挙げられます。
1.月経異常・排卵障害
2.卵管異常
3.子宮異常
4.子宮頸管の異常
5.免疫異常
6.加齢の影響
女性の生殖機能は年齢とともに変化し、35歳を過ぎると妊娠の確率が大きく低下する傾向があります。子どもが欲しい場合は、早期に不妊症の原因を明らかにして対処しましょう。
ただし、男性のみ・男女両方に不妊の原因があるケースも48%あるため、夫婦で同じタイミングで検査を受けることが大切です。
女性不妊症の原因①|月経異常・排卵障害のリスク因子
女性不妊症の原因である月経異常・排卵障害は、主に以下の6つがリスク因子となって起こります。
・高プロラクチン血症
・多嚢胞性卵巣症候群
・ストレス
・ダイエット
・早発卵巣不全
・甲状腺の機能異常
正常な排卵には定期的な月経が欠かせません。月経が不定期の方は不妊症の可能性を考えましょう。
高プロラクチン血症
月経異常や排卵障害を引き起こす原因の1つが、高プロラクチン血症です。高プロラクチン血症とは、血中のプロラクチン値が異常に高くなった状態のことを指します。
プロラクチンは脳の下垂体から分泌され、主に乳汁の分泌を促進するホルモンです。過剰に分泌されると、無月経や月経不順などの症状を引き起こします。何度も流産を繰り返したり、頭痛や視野障害が起こったりすることもあります。
高プロラクチン血症の原因は、以下のとおりです。
・薬剤の常用
・甲状腺機能低下症
・下垂体や視床下部の病
・てんかん
・慢性腎不全
・薬の副作用(抗精神病薬・抗潰瘍薬・血圧降下薬)
高プロラクチン血症を患っているか調べるには、ホルモン検査が有効です。プロラクチンの値を下げる薬の服用で改善が期待でき、将来的に妊娠が望めるでしょう。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS-polycystic ovarian syndrome)
月経不順や排卵障害を引き起こす原因には、多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)も挙げられます。
多嚢胞性卵巣症候群は、排卵障害のなかでは多い疾患で、20〜30人に1人の女性に見られます。卵巣で男性ホルモンが過剰に作られてしまうことで卵胞の発育に時間がかかり、なかなか排卵されない疾患です。
多嚢胞性卵巣症候群では、以下のような症状が生じます。
・無月経
・月経不順
・肥満
・多毛
・にきび
・血糖値上昇
治療を受けずに月経の間隔が長い状態でいると、子宮体がんのリスクが高まるため、多嚢胞性卵巣症候群は早期発見が重要です。月経周期の確認や超音波検査、ホルモン検査によって診断されます。
治療では、排卵誘発剤を投与し、正常な月経周期を取り戻します。肥満の傾向がある人は、妊娠しやすい体にするために体重を落とすことも必要です。
ストレス
ストレスも、月経不順や排卵障害を引き起こす原因です。女性が強いストレスを感じると、自律神経が乱れたりホルモンバランスが変化したりし、排卵が不規則になってしまいます。
さらに、ストレスは卵管痙攣(けいれん)を起こし、卵子や受精卵の移動を妨げることもあります。
不妊治療による身体的・精神的・経済的な負担で、強いストレスを感じる人もいるでしょう。悩みはパートナーや家族に相談する、リラックスできる時間を作るといった工夫で対処してください。
ダイエット
月経不順や排卵障害の原因として、ダイエットも挙げられます。過度なダイエットにより急激に体重が減ると、月経周期をコントロールする女性ホルモンであるエストロゲンが低下し、生理不順や不妊につながります。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
妊娠に適したBMIは20~24ですが、25以上の場合でも、過度なダイエットは厳禁です。バランスの取れた食事を1日3回食べる、早食いしないといったことを意識しましょう。
早発卵巣不全
早発卵巣不全も、月経不順や排卵障害の原因の1つです。女性は通常、50歳前後で閉経を迎えるといわれていますが、早発卵巣不全では40歳未満で卵巣機能が低下して月経が来なくなり、妊娠が難しくなります。
早発卵巣不全には、以下のような種類があります。
1.完全に閉経する
2.低い頻度で排卵が起こる
3.卵子はあるが排卵が起こらない(ゴナドトロピン抵抗性卵巣症候群)
原因は自己免疫疾患・ガラクトース血症などが挙げられますが、不明なケースがほとんどです。
早発卵巣不全の診断方法は、ホルモン検査や月経の頻度の確認です。妊娠を希望するケースでは、エストロゲンを補ったり自己免疫を抑制したりする治療で改善を目指します。
早発卵巣不全と診断されたあとに月経が再開するケースもあり、5~10%ほどの確率で妊娠できるという見解もあります。
甲状腺の機能異常
ホルモンを分泌する甲状腺の機能異常も、月経不順や排卵障害となる1つの原因です。分泌されるホルモンが過剰になったり少なくなったりすることで、排卵機能に影響を及ぼします。
甲状腺の機能異常があるときの症状は、以下のとおりです。
異常の種類 | 甲状腺機能亢進症 | 甲状腺機能低下症 |
---|---|---|
ホルモン分泌 | 多すぎる | 不足している |
症状 |
・排卵障害 ・流産・早産 ・甲状腺の腫大 ・眼球の突出 ・頻脈 ・動悸や息切れ ・体重減少 |
・排卵障害 ・妊娠率の低下 ・流産率の上昇 ・無気力 ・疲労感 ・体重増加 ・動作緩慢 |
甲状腺機能亢進症で代表的な病気にはバセドウ病、甲状腺機能低下症でよく知られている疾患には橋本病が挙げられます。いずれもホルモン値を正常に保つ治療を行えば、妊娠率の向上や流産リスクの低下が期待できます。
甲状腺の機能異常は、日常生活のなかで気づきにくいため、排卵障害以外の症状も確認し、気になった際は早期に受診しましょう。
女性不妊症の原因②|卵管異常のリスク因子
女性不妊症を引き起こす卵管異常の原因は、以下のとおりです。
・性器クラミジア感染症
・子宮内膜症
閉塞や狭窄、癒着などの卵管に起こる異常は、女性の不妊症の因子として多く見られます。卵管は精子が卵子に向かったり、受精卵(胚)が子宮に行ったりするための道です。
卵管異常の原因について詳しくチェックしましょう。
性器クラミジア感染症
性器クラミジア感染症は日本で最も多い性感染症で、卵管異常を引き起こす可能性があります。クラミジアは、生きた細胞の中でのみ増殖できる微生物で、性行為以外の場で感染することはほとんどありません。
感染から発症までの潜伏期間は2~3週間と報告されています。自覚症状がない場合も多く、気づかないうちにパートナーにうつしてしまうリスクがあります。症状として、おりものの量や色の変化や不正出血、下腹部痛があるので、受診するきっかけにしてください。
性器クラミジア感染症は進行すると子宮頚部から腹腔内へ波及し、骨盤内の臓器の炎症を引き起こしかねません。母子感染を含むさまざまな病気の原因になるので、きちんと治療しましょう。
尿やおりもの、血液を採取して検査を行い、抗生剤を服用して治療します。パートナーも感染している可能性が高いため、2人で一緒に治療を受けてください。
子宮内膜症
子宮の内側を覆う子宮内膜に似た組織が、卵巣や卵管などにできてしまう子宮内膜症も、卵管異常の原因です。
通常の子宮内膜と同様に、内膜症病変も女性ホルモンの影響で増殖し、月経時は出血します。子宮内膜症の場合、血液を外に出せず、体内に溜まったり、周囲の組織との癒着を引き起こしたりします。
子宮内膜症の方でよく見られる症状が、耐えがたいほどの月経痛や性交痛です。癒着が腸や膀胱にまで及ぶと、血尿・血便が起こるケースもあります。
子宮内膜症は、内診・超音波検査・MRI検査によって診断されます。痛みを抑える対症療法と並行して症状の改善を目指すホルモン療法が行われることが一般的です。状態によって病変部を切除する手術が勧められます。
女性不妊症の原因③|子宮異常
女性不妊症の原因となる子宮異常の種類は、以下のとおりです。
・子宮筋腫
・子宮内膜ポリープ
・子宮奇形
・子宮内腔癒着症(アッシャーマン症候群)
子宮内に異常があると、着床が妨げられ、妊娠に至りにくくなります。検査や健診をしなければ子宮の異常に気づくことは困難なので、「不妊症かもしれない」と感じた際は早期に専門家に相談しましょう。
子宮筋腫
女性不妊の原因の1つが、子宮筋腫です。子宮筋腫とは良性の腫瘍で、30代以上の女性の約30%に見られる疾患です。健康診断で偶然見つかるケースも多くあります。
子宮筋腫の種類は、以下の3つです。
漿膜下筋腫 | 子宮の外側に向かって発育する |
---|---|
筋層内筋腫 |
・子宮の筋肉の中にできる ・子宮筋腫のタイプで最も多い |
粘膜下筋腫 | 子宮内膜の下にでき、子宮の内側に向かって発育する |
漿膜下筋腫は、妊娠に影響することは少ないといわれています。一方、筋層内筋腫・粘膜下筋腫は子宮内膜の変形を起こし、着床が妨げられて不妊の原因になります。
子宮筋腫ができる原因はエストロゲンという女性ホルモンが関与していると考えられていますが、はっきりとは判明していません。内診や経膣超音波検査・MRI検査などで、筋腫の大きさや位置を確認することが、一般的な検査方法です。
妊娠を希望している患者さんには、症状に合わせて手術や薬物療法といった治療法が選択されます。
子宮筋腫では過多月経や強い生理痛、下腹部の張りなどの症状が見られることもあります。生理痛が重い、経血量が多い人は、妊活前にぜひ一度婦人科を受診しましょう。
子宮内膜ポリープ
子宮内膜ポリープは、子宮内膜の過剰な増殖により子宮の内腔に発生する良性の腫瘍で、受精卵の着床を阻害することで不妊症の原因となります。
ポリープは1cmほどの大きさであることが多く、多数見つかるケースもあります。大きさが1cmを超えたり、子宮内膜の中央部や卵管付近に存在したりするときは、子宮鏡下手術による切除が検討される傾向です。
子宮内膜ポリープができる原因には、エストロゲンの過剰分泌や、慢性子宮内膜炎が挙げられます。
子宮内膜ポリープは、超音波検査や子宮鏡検査により大きさや位置を確認して診断します。
子宮奇形
不妊症の原因となる子宮の異常の1つが、子宮奇形です。子宮の形の先天的な異常で、女性の約5%に見られ、月経異常や着床不全・反復流産・早産などにつながります。妊娠は可能でも、流産や死産を繰り返す不育症のリスクとなる可能性もあるため、注意が必要です。
以下の表に、子宮奇形の種類をまとめました。
子宮の分類 | 特徴 | リスク |
---|---|---|
中隔子宮 | 子宮内腔に壁があり分かれている |
・妊娠率低下 ・高い流早産率 |
双角子宮 | 子宮体部が2つに分かれている |
・早産率上昇 ・初期・中期流産率上昇 |
単角子宮 |
・胎児期に子宮を形成する左右のミューラー管のうち、片方しか発達しなかった ・子宮の大きさが半分程度しかない |
・早産率上昇 ・初期流産率上昇 |
重複子宮 | 子宮と頸部が2つずつ存在 | 早産率上昇 |
弓状子宮 | 子宮底部に浅いくぼみがある | 中期流産への影響 |
子宮奇形は、超音波検査やMRI検査、子宮鏡検査などによって子宮の形態や内部構造を詳細に評価し、診断されます。
生まれつきの症状でありながら、自覚症状はほとんどありません。奇形の状態によっては、妊娠・出産に影響を与えない場合もあります。
子宮内腔癒着症(アッシャーマン症候群)
子宮内腔癒着症(アッシャーマン症候群)は、女性不妊症の原因の1つで、子宮内膜で炎症が起き、組織同士がくっついてしまう状態です。子宮内膜が正常に成長できないため、着床しにくい状態になるだけでなく、流産や早産のリスクが高まる病気です。
子宮内膜の損傷が主な原因であり、子宮内容除去術や帝王切開、何回もの子宮内膜掻爬(そうは)術などのあとに発症するケースが多く見られます。ほかにも、子宮内膜炎や結核感染などの病気のあとに起こることもあります。
子宮鏡検査や子宮卵管造影検査などが子宮内腔癒着症の有効な診断方法です。
一般的な治療法は、子宮鏡下手術による癒着の切除です。術後は、再癒着を防ぐために子宮内にバルーンを挿入したり、ホルモン療法を行なったりします。術後の経過観察として、再度子宮鏡検査を行うケースもあります。
子宮内腔癒着症は適切な診断と治療により、正常な形態と機能を回復させられるでしょう。
女性不妊症の原因④|子宮頸管の異常
子宮頸管に異常が起こると、不妊症になる可能性があります。子宮頸管には、精子が子宮内へ到達するために通ったり雑菌の侵入を阻止したりする機能があり、妊娠成立のために非常に重要です。
不妊症につながる子宮頸管の異常の種類は、以下のとおりです。
子宮頸管狭窄症 | 子宮頸管が狭くなる・閉鎖することで精子が通れず妊娠に至れない |
---|---|
子宮頸管炎 | 炎症により頸管粘液の量が減って精子の通過が妨げられる |
子宮頸管粘液異常 | 頸管粘液の質の異常によって精子の通過が妨げられる |
治療は症状に応じて選択され、炎症を抑えるために抗菌薬が処方されたり、狭くなった子宮頸管を広げる処置が行われたりします。子宮頸管に対する根本的な治療ではなく、人工授精や体外受精といった方法が適するケースもあります。
女性不妊症の原因⑤|免疫異常
女性不妊症の原因の1つが、抗精子抗体の産生といった免疫異常です。免疫とは、細菌やウイルスなどの外敵と闘い自分を守るために必要な仕組みで、体内の抗体が異物を攻撃します。
抗精子抗体は、精子を異物とみなして攻撃する抗体です。男女どちらでも産生されることがあり、女性に抗精子抗体があると、精子が子宮や卵管内でうまく機能せず、受精が困難になります。原因不明の不妊症のおよそ13%に見られます。
検査方法の種類は、以下のとおりです。
検査方法 | 詳細 |
---|---|
フーナーテスト |
1.排卵日前後の性行為から12時間以内に子宮頸管粘液を採取 2.精子の数や運動率を調査 |
精子不動化試験 |
1.女性の血清に精子を混合 2.精子運動率の変化を時間ごとに測定 |
精子不動化抗体価 |
1.希釈した血清を用いて精子不動化試験と同様に検査 2.精子不動化率が50%になる希釈倍数を調査 |
抗精子抗体を除去・無効化する治療法は現時点では存在しません。妊娠・出産を叶えたい場合は、体外受精や顕微授精を検討する必要があります。
女性不妊症の原因⑥|加齢の影響
加齢は妊娠に必要な能力の低下に影響するため、不妊症の原因になります。女性の加齢にともなって見られる症状や変化は、以下のとおりです。
・月経周期の不規則化や無月経
・ホルモン分泌の低下
・卵子の質の低下
女性が35歳を過ぎると、卵子の染色体異常のリスクが高まり、妊娠率の低下や流産リスクの増加につながります。卵巣機能の低下によりホルモン分泌が不安定になり、排卵障害や子宮内膜の変化も起こるでしょう。
卵子の質は年を重ねるとともに低下し、40歳前後で妊娠成立に必要な力がなくなってしまいます。女性不妊症の可能性を少しでも疑っている方は、できる限り早く医療機関に相談してください。
不妊の原因は男性にも同程度ある
WHOの調査では、不妊カップルの48%で男性側にも原因があるとわかっています。男性も「自身に原因があるかもしれない」と考え、2人で協力して検査を受けることが大切です。
男性不妊症の原因や検査の種類を確認しましょう。
男性不妊症の原因
男性不妊症の原因は大きく分けて、以下の3つがあります。
・精索静脈瘤
・精路通過障害
・性機能障害
精索静脈瘤は、男性不妊の40%に見られる病で、正常な精子が造られにくくなります。自然妊娠や生殖補助医療を問わず、受精・着床率が低下しかねません。精索静脈瘤は手術によって精液所見の改善が望めるため、信頼できる泌尿器科への相談がおすすめです。
精路通過障害と性機能障害も、患者さんの状況に合わせて治療を行うことで症状の改善が期待できます。
男性の不妊検査とは?
男性が受ける主な不妊検査は、以下のとおりです。
・精液検査
・診察・超音波検査
・ホルモン検査(採血)
・染色体・遺伝子検査
・性感染症検査
精液の質だけでなく、精索静脈瘤や染色体異常、性感染症の有無を調べ、多角的に原因を調査します。
女性・男性の両方に不妊症の原因があるケースも見られるため、同じ時期に検査を受けると、妊活をスムーズに進められるでしょう。
男性の加齢による精液所見の悪化は、妊娠率に影響を与えます。子どもを授かりたい場合は、女性のみならず男性も早めに検査を受けることが大切です。
子どもを望むなら男性も不妊検査を受けよう
愛するパートナーとの子どもが欲しいなら、男性にも積極的に不妊検査を受けてもらいましょう。不妊症の原因は、男性に認められるケースもあり、妊娠を叶えるにはパートナーとの協力が欠かせません。
当院は、男性不妊の原因のなかで最も多く見られる精索静脈瘤の検査と治療を主に行なっているクリニックです。
男性に精索静脈瘤がある場合は、当院で手術を受けることで87%の確率で精液所見の改善が期待できます。自然妊娠はもちろん、より負担の少ない不妊治療法へのステップダウンも実現できる可能性があります。
「男性にも不妊検査を受けてもらいたい」という女性は、ぜひ当院の受診をパートナーへ勧めてください。
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この記事の執筆医師

永尾 光一 先生
銀座リプロ外科 院長
前・東邦大学泌尿器科教授
昭和大学にて形成外科学を8年間専攻。その後、東邦大学で泌尿器科学を専攻し、形成外科・泌尿器科両方の診療科部長を経験する(2つの基本領域専門医を取得)。得意分野はマイクロサージャリーをはじめとする生殖医学領域の形成外科的手術。泌尿器科医の枠を超えた細やかな手術手技と丁寧な診察で、様々な悩みを抱える患者さんから高い信頼と評価を得ている。
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